PYTONCIDE

山でフィトンチッド吸って元気になるブログ

快適な生活を叶えた2023年のお買い得アイテム

年明け早々、パイセンを始めとする知り合いの記事がたくさん流れてきたのに触発されまして、全然山に関係ない記事を書きたくなりました。
そこで、はてな今週のお題買ってよかった2023」を投稿しようと思います。

余談ではありますが2023年は結婚をしまして色々と生活の変化が激しい年でもありました。

俯瞰してみるととてつもなく出費がかさんでいるのですが、逆に振り返り甲斐のある「買ってよかったモノ」を選ぶ事ができた気がします。

 

2023年買ってよかったものベスト5

第5位「マスターウォール / デニッシュソファ」

www.masterwal.jp

広いソファが欲しくて半年くらい吟味しまくり、2023年の1月に決定&購入しました。

地元(長野)の友人が家を建てた時に訪問した際、イケてるソファがあった事を記憶しており、ソファを検討する際に第一候補に挙がりました。
「あれってどこのソファなの?」と久しぶりにLINEをして教えてもらったところマスターウォールだと聞き、このブランドを知りました。

聞くところによると友人宅にあったのはモアレス ソファだったのですが、改めてマスターウォールのソファを色々と検討したのですが、主に以下の観点でデニッシュソファが自分には合っていそうと思い購入を決めました。

ソファの決めて

今度の横になって昼寝もしたかったため、横幅180以上あるもので選んでいました。

また、座面の奥行きもそれなりにあって深く座る事ができる&横になっても快適であるものが良かったのですがデニッシュソファの座面はだいたい55cmくらいあり十分です。

座面の高さも低く抑えられており、ただひたすらにくつろぐ事ができます。

今回は3シーターの180cmを選択しました。

クッションの硬さは、座面も背もたれもノーマルを選択
樹種はウォールナット
木部の仕上げはクリアウレタン塗装
張り地は4RANKの "MINI 1510 グレー" の色を選択しました。
なにか汚れる事があっとしても外して洗濯できるようになっていて安心感もあります。

脚と脚の間は、ルンバをせるようにインチアップが可能ですが、我が家にはいないため座面の高さは低い標準設定のままです。

座った後も頻繁に立つ事がある場合は不便かと思うのですが、1年ほど使っている中では全く不便さを感じていなく、本当に生活にフィットしています。

また、デニッシュソファはコーナーやカウチなどのアイテムも揃っているため今後家の引っ越しなどに応じて拡張していく事も可能なため、これからも使い続けられそうな安心感がある点も良いなと感じます。

 

価格は:¥370,000 + 送料:¥5,000 + 消費税:¥37,500
で、合計¥412,500

超絶高い買い物ではありましたが、ほぼ毎日座ってその快適さを享受してるのと、長く使えるものなため、トータルでのコスパは良いはずです(そうに違いないと自分を納得させています)🛋

 

第4位「ユニクロ / ヒートテックボアスウェットパンツ」

つい先日(しかも12月の下旬に)ユニクロヒートテックを買いにいったのですが、そこで「良さそう」という話になり、その場のノリで買ったものです。

www.uniqlo.com

この商品全く知らなかったのですが数年前から売ってたんですね。
今更感がすごいですが、なんて温かくて快適なのかと感動しています🥺

もっと早く知っていれば良かったと思うレベル。

特に在宅ワークの時などは欠かせない存在となっています。
肌触りもふっくらしていて気持ちがよく、部屋着のようにひっかかりも無いため快適そのものです。

部屋だけでなく、ちょっとコンビニや近所のスーパーに行く際も履いたままで全然いける見た目なのも素敵です。
そして外出先でもめちゃくちゃ暖かい・・!

標準の価格は2,990円のようですが、年末行ったら1,990円になっていました。
2千円でこんな快適なのかと思うと本当にユニクロすごい、未だ進化が止まらない。
もう一本買い足そうかと思ったらオンラインでは全サイズ売り切れていました・・

とりあえずこの1本を春まで大切に履きまくります。

 

第3位「メンズリゼ / VIO脱毛 5回」

2023年の6月にVIO脱毛に手を染めました😇

www.mens-rize.com

 

流行りのVIO脱毛です。
医療脱毛で半永久的に生えてこないコース
全5回でだいたい10万円。高い!!(でもやったら一生効果は続くという一品)

きっかけ

前からVIOの医療脱毛は良いよと各所で聞いてはいました。
昨年もかまいたちのラジオで体験の取材などの様子を聞いていたりして、相当良さそうだなと思っていました。
ただ、自分はやることは無いだろうと思って聞き流していたのでした。

ところが、ひょんな事から妻が女性用のクリニックでやり始めたところ
「やった方がいい!」と強く背中を押され、最初のうちは「いやー、とは言え、、」とのらりくらりしていたのですが、話していくうちにちょっとアリかも と考えが変わり始めました。

そして、結果マジでやってよかったと思います。

何がいいのか?

色々なところでメリットは語られているので、詳細は割愛しますが毎日が少し快適になる&ずっと続くという気持ちです。

洗濯機の洗剤の自動投入の機能に似ているなと感じました。
使う前までは「そんな機能いるの?キャップ1杯入れるだけでしょ」と思っていたものの、いざ使ってみたらもう後には戻れないという感じ。

やってみるまではその真価を測る事は難しいものです。

ただし、温泉では

(現時点では、全面無くしてもらっているからか)視線はある気がしていて若干はずいです。。
自意識過剰なのかもしれませんが。。

まだ2回しか施術していないので、全面根絶やしにしてもらっていますが3−4回目くらいからどこを残すか検討しようかなと思っています。

 

レーザーは痛いのか?

いや、死ぬほど痛いわ...

クリームの麻酔を買って塗りました。
けどそれでも全然痛い。

ただ1回目よりも2回目の方が断然痛みは少なかったので今後はもっと軽くなる見込みです。嬉しい!

 

まだ開始して半年とかですが、死ぬほど快適なので3位にしました。
どうせやるなら早くやった方が残りの人生快適に過ごせるため、早めにやって良かったと大満足です。

 

第2位「Sony / α7c ⅱ + レンズ」

www.sony.jp

 

数年前からフルサイズのミラーレスを買おうかどうしようかなやんでいたのですが、10月にα7cの2代目が発売されました。
Youtube等でレビューを眺めていた感じ結構良さそうだったためこれにしようと購入を決めました。

何故7cだったかというと、ざっくり以下のような感じ

  • APS-Cや、コンデジSonyの物を使い続けていたのでSonyが良かった
  • 山に持っていくため操作性などより、1gでも軽いものが良かった
    • ↑元々カメラにそこまでハマってないからこういう思考になっただけ説
  • とは言え初代の7cは今ひとつな評判も散見されていたので躊躇していたが、今回の2代目がかなり下馬評が良かった
一緒に購入したレンズ

レンズはSony FE 20-70mm F4 Gにしました。

APS-Cの時もズームレンズをずっとつけていて、快適だったので(そこまでボケとか色々拘りを持ち合わせていなかったので)一旦ズームレンズを買う事にしました。

次にEマウントの中でどのズームレンズにするかを検討していたところ、色々なレビューや実績からSonyの 24-105mm F4 にしようとほぼほぼ決めていました。
しかし、自分の場合はメインの用途は登山になりそうだなと思い返すと 20-70mm F4 の方が100g以上も安いな、、と気づきます。
更に、広角側20mmもあれば広い雄大な山での景色を収められるのは などなど、考えが代わり最終的に20-70F4に決めました。

本体とレンズあわせて合計1,002g
山に持っていくにもかなり負担は少ない重量にできた気がします。

一方、秋頃に買ったためまだ1回しか登山には持って行けていないのですが日常のスナップでも(初めてのフルサイズという事もあるかもしれませんが)かなり感動していて楽しいため2位に入りました。

技術的なところはまだまだアレなんですが、いくつか貼って見たいと思います。

陣馬山の山頂にいた知らない人の背中

同じく陣馬山山頂にて。これだけLightroomで補正しました

ふるさと納税の蟹にテンションあがって撮ってしまった。。

カンクンの海にて



第1位「日立 / かるパックスティック PKV-BK50L(V)」

1位は買ってよかったというよりかは、正確に言うと貰ったものになりますが、ぶっちぎりで良かったため1位にしました。

kakaku.com

日立の紙パック式のコードレスクリーナーとなります。

正直、今までは従来の4足歩行みたいな古典的な掃除機を使っていた故に2世紀くらい時代を超えてしまい、単純にその感動も大きいかもしれません。

とは言えコードレスで紙パックというのはこんなにも快適なのかと思う点が多々あります。

まず紙パックに結構ゴミが溜まるので1ヶ月以上はパックを交換しなくてもよい(ゴミを捨てなくても良い)と運用負荷が低いです。

自分はサイクロン式のものを過去に使ったことがないので、実際のところはよく知らないのですが、フィルターの掃除なるものも不要となっています。

その分、もしかすると吸引力は下がって行っているのかもしれません。
ただ、運転時のモードで強さを手動でも選択できるようになっているため、なかなか吸い込めてないなと思う落ちているゴミは強くして吸えるので全然これで良い気がします。

ヘッドについてるライトの威力

ダイソン等でも実装されている緑色のLEDライトがすごすぎる・・

電気屋さんの説明員のお兄さんも語っていました
「これがあると掃除時間が伸びます」

本当にその通りでした。

LEDライトに照らされるゴミやほこり、全て吸い込まないと気が済みません。
逆にいうと、ちょっとしたゲーム感覚。 
次から次へと出現するゴミを協力な吸引力で抹殺していくような痛快な作業をしている気分になりました。

というわけで、昨年2023年の買ってよかったものは以上です。

 

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買ってよかった2023

(去年の夏に)立山三山+剱岳に行ってきました

あけましておめでとうございます🎍
今年もよろしくお願いいたします🌅

2024年1月2日なんですが、まさかの去年の夏に行った登山の記事です。
年末年始でいくつか知人のブログ記事配信通知が飛んできて読んでいたのですが、
「しまった、そういえば剱岳の記事を書きかけて途中保存したままだった」
という事を思い出し、せっかくなので最後まで書ききろうと思います。

 

ちなみに行ったのは2023年の8月なので、半年熟成させてからの投稿。

ソロで立山三山&剱岳に行ってきました

かつて雄山にだけ登った事があったのですが、あまりにも立山周辺の景観が良かったのでまた行きたいと思っておりました。

ただ、3連休が取れそうだったためせっかくなので剱岳にも足を伸ばす事に。
剱岳は難易度的にハイレベルだと聞いていたものの、3年前に行った穂高縦走があまりにもだったため、それと比べたらまだ優しいんじゃないかと楽観的になっておりました。(が、このあと盛大に後悔する事になります)

今回の日程はこちら

  • 木曜日
    • (仕事)
    • 23時 毎日あるぺんごう乗車@新宿
  • 金曜日(1日目)
    • 朝 室堂着
    • 立山三山縦走
    • 剣沢キャンプ場
      • テント泊
  • 土曜日(2日目)
    • 剱岳ピストン
    • テント泊
  • 日曜日(3日目)
    • 撤収
    • 雷鳥沢を経由して室堂
    • 12:30の室堂発のバスで新宿へ
交通に関する余談

公共の交通機関を使って剱岳に行く計画は以前から検討していたのですが、悩みポイントは最終日の帰りの交通手段でした。

一番良いのが今回使用した高速バスなのですが、東京へ行く便は12:30室堂発となっており遅くとも11:30には室堂へちゃんと到着できている(下山できている)計画が求められます。

もしこの室堂着がもっと遅くなる場合は富山までアルペンルート&電車で向かい新幹線で帰るという手段になります。
4年前?くらいに初めて立山を訪れた時の帰りの手段は新幹線だったのですが、とにかく富山駅までが面倒でした・・ 
(特に、でかいテン泊用ザックを抱えて富山駅行きのローカル線に乗るのが辛い!)
ので、やはり東京まで一つの乗り物に乗りっぱなしで帰れるバスを選定。

その場合3日目で疲れが溜まっている中、雷鳥沢から室堂まで11時台にちゃんと到着できるのか? という点が気になっていたのですが結果的には全く問題ありませんでした。(むしろ早く着きすぎた・・)

という感じで全体的に相当ゆとりのある快適な山行になりました。

初日(新宿〜室堂〜剣沢キャンプ場)


おなじみの毎日あるぺん号で新宿発室堂行きです。
木曜日の夜ですが、出発時間になるとほぼ満車(?)に近い人混みで賑わいました。

昔(20代の頃)はバスで知らない人の隣にいるなど一睡もできず、夜行バスは本当に苦手でしたがオッサンになったが故かは知りませんが爆睡でした。。
※現在39才

7時に室堂につき、バスターミナルをでると快晴。
おなじみの給水ポイントでプラティパスを満タンにして出発しました。

立山に初めて来た時は未だ登山を始めたばかりの頃で室堂から眺めた時はとんでもなく巨大ではるか彼方にあるように見えました。が、今回数年ぶりにやってきて改めて眺めると以前よりも少し小さく見えたのが印象的でした。

 

一ノ越から少し上がって以降はずっと立山の景観に癒やされまくっていました。

室堂よりも先の方には富山湾がかすかに見えます。(たぶん)

 

雄山登頂

ちょうど9時頃に雄山の山頂に着きました。
金曜日と言っても平日だからか、めっちゃ空いておりました。

せっかくなので雄山の山頂のピークにある神社にも寄りましたが、参拝客は自分ともう一人年配の男性のみ。

ゆったりと過ごせました。

 

大汝山〜富士ノ折立

雄山のあとは、富士ノ折立までの尾根を縦走です。
この時の景色が本当に最高過ぎました🥺
もうどちらを見ても絶景。 そして登山道もなだらかで歩きやすい。
天気も良いので最高。

 



別山

11時半頃、別山に到着。
ここから眺める剱岳がカッコイイ。

近くにいたソロ登山客の方にお願いして剱岳をバックに撮ってもらいました

剱沢キャンプ場

その後、12時過ぎにキャンプ場へ到着
テントを設営した瞬間、横になって爆睡しました。
やはり夜行バスからの登山は疲労が蓄積します。

テントの中からも剱岳がチラチラ見えるので、ついつい眺めてしまう。

 

余談ですが、この剣沢キャンプ場は売店が無いため、ビールを買うには剣沢小屋まで15分ほど下山しなくてはなりません。
これがマジできつい。。 (唐松岳の最下部のテント場を思い出します)
一缶のビールのためだけに往復30分のプチ登山。
2缶買うかめちゃ迷いましたが1缶で我慢しました。

2日目、剣岳

朝4時にテントをデポしたまま、剣岳へ向かいました。
あたりは真っ暗でしたが、剣岳に向かう人々のライトの明かりがチラホラ見えます。

登山中はここでも快晴に恵まれ、綺麗な朝焼けを見ることができました。

スリリングな岩場の連続
剱岳の登山中の写真は何回も眺めた事もあるし、Youtubeで動画を見たこともありましたが、正直全然怖さが伝わらなかった。 
しかし、いざその場に来てみるとめっちゃ怖い(滝汗
(写真では伝わらないのは)なぜなのでしょうか。。

核心部として、いくつか有名な鎖場が紹介されますが、ぶっちゃけ核心部以外もずっと怖かったです。

広い登山道は道中ほぼ無く、常に片側がスパッと切れ落ちている崖の斜面のどこかに身を置いている感じ。

これが山頂付近だけの話であれば楽勝なんですが、剣山荘から暫く登った部分以降はずっとこんな感じです。
今回は4時半頃に剣山荘をあとにして、10時に剣山荘まで下山したので
だいたい6時間ずっと崖に這いつくばっていたような気分

何がなんでも一生こんなところに来ないぞ!
と心に誓いまくりながらよじ登っていました。

そう言えば崖っぷち(というかほぼ空中を横切る)で有名なカニのヨコバイですが、通化した後にそこがカニのヨコバイだったことを知りました。

山頂前後のルートなんて基本的にほぼ崖なので、ずっとビビっているためカニのヨコバイ以前から怖かったという。。

話がそれましたが、山頂には7時に到着。
ここだけは絶景を眺めつつ、ゆっくりと休む事ができました。

11時、下山完了

下山中もずっとヒヤヒヤしながら崖を這いつくばり、なんとか生きて帰還する事ができました。

なお、テントを撤収してこの日のうちに雷鳥沢キャンプ場まで降りようかずっと悩んでいたのですが剱岳小屋で銀色の魔の液体を大量に接種してしまい、やめることにしました。

信じられないレベルで精神的に疲労していたため、完全にキマりました。
一気に2缶飲み干しました。

この後酔っ払いながらキャンプ場までプチ登山するの鬼ツラい
死んだように寝る

まだ12時前、午後は一体どうするんだと思いましたが、なんだかんだ寝に寝まくりあっというまに半日が終わりました。

ところで今回の山行では初めてガスバーナーの先っちょを家に忘れるという失態を犯しました。

ので、アルファ米は基本水で時間をかけて戻して食べました。
初めて水で戻したのですが、めっちゃ微妙。 お湯って本当に素敵だな。

どうしてもカップヌードルだけは水では食べれないため、お隣のテントにいた同年代くらいのお兄さんにバーナーをお借りしました。
久しぶりの温かいごはんは身に染みまくりました。 お兄さん、ありがとうございました。

2日目は夕方に雨に振られましたが、止んだあとは綺麗な夕焼け。

 

3日目室堂へ

3日目は室堂までの片道3時間弱の工程しかないため、朝はギリギリまでゆっくり寝ました。

7時にテントを撤収してキャンプ場を後に。

本当にありがたいことに3日目も快晴🌞

剱岳をチラチラ見ながら「あんなところによく行ってきたな」と思い、雷鳥沢方面へ足を運びました。

剱岳は見るもので登るモノではないとよく言われますが本当に納得。

剣御前小舎から雷鳥沢までの下り道も本当に綺麗&絶景で良かった。。
ここでも富山方面は本当にクリアに見渡せてうっとり。

これを書いているのは1月ではりますが、今でも鮮明に覚えています。

室堂まで来るとおなじみのみくりが池。
綺麗で癒やされます。

室堂のターミナルには9時前に到着しました。

バスは12時半に出発のため、実に3時間も余裕がある。一体何をすれば・・・
と思いつつもビールにハイボールをおかわりして飲み続けていたらあっという間にバスの時間になっていました。

帰路の高速バスでは再び爆睡して東京に。

本当に3日間天気に恵まれて良かった事と、死ぬまでに一度は劔岳に登頂できた達成感でホクホクして帰宅しました。

装備振り返り

トレランシューズ

今回の山行では、バーナーを忘れた事以外にも反省点があります。
長時間の歩行ではどうしても軽い方が良い!と思いトレランシューズで行ってきたのですが、やっぱり普通の登山靴にしておけば良かったなと思いました。

立山三山や、雷鳥沢近辺では圧倒的な快適さを享受する事ができたものの、劔岳の険しい崖っぷちや岩岩している部分(特に、岩と岩のせっまい隙間に足を突っ込む事多数なルート)ではトレランシューズはソフトすぎて常につま先に緊張感あり。ふくらはぎの筋肉がパンパンに。

あと、つま先付近も岩にバンバンこすれるためかなり表面が傷つきボロボロになりました。

ちなみにトレランシューズはHOKAのスピードゴート4

おわり

というわけで2023年唯一のテント泊登山は劔岳でした。
色々ありましたが、経験値的にも学びがありつつ良い山行でした。

 

2024年もどうぞよろしくお願いします。

 

初めてトレランの大会に出ました

もう先月の話なんですが、人生で初めてトレランの大会に出場しました。

トライしたのが、みなかみTrailsRace2022

moshicom.com

時期的にもちょうど良さそうでしたし、20kの部があるので初心者(というかトレラン大会自体初めて)でも手が出しやすいと思い出場してみました。

余談ですが、なぜ【20km】というカテゴリーなんでしょうか。。。
実際には24k?くらいあったので全然違うじゃないですか・・(素人にとって4kmは長いよ)

この日はすごい天気にも恵まれて、トレラン日和ではありました。

実際のレースに出てみて

この大会に出るまで、近所をランニングしたり、練習で数回関東の低山をトレランしたくらいでした。(トレランの最長も15k?くらい)

かなり緊張しました。

結果、どうだったかというと たぶん人生でベスト5に入るくらいキツイ思いをしました.....(ヽ''ω`)

中盤くらいまではよかったんですが、後半16kmすぎくらいから もうしんどくて。。
特にずっと下り坂が続いた後に無限とも思える登りをくらったときは、心臓がちぎれるような苦痛を味わいしました。
健脚の方々にバンバン抜かされるので、2重につらいっていう。

もう上り坂はゆっくり歩くことに決めて内臓を労わりました。

 

この日、100kの部にエントリーしてる人たちは黒いゼッケンだったのですが、後半はこの黒いゼッケンを見るたびに
「バケモンだわ....」
と畏怖の念をずっと感じておりました。
(いや、20k以外全員そうかも)

 

初トレランレースでの反省点

初めてなので、とにかく学びも多いですね。
実際に走りながら「ああ~ これ、こうしていれば・・」という反省がたくさんありました。

塩持っていなかった

とにかく大量の汗をかいて、汗が乾燥して目の周りに蒸留後の塩が残って、それがたまに目に入って「いてー!」とか言いながら走ってたんですが、、、
結果的に必要なナトリウムが体に残っておらず、最後の方水飲めなくなりました。。(あぶねぇ)

無知って怖いですね。。 
ジェルばかり持って行って、それで満足してしまっておりました。

全然荷物多かった

普段登山ばかりしていたので、うっかり予備の水なんてものを背負っていってしまいました。。。
が、めっちゃ補給所あるっていう。。
今回フラスク2本に500mづつ水とスポーツドリンクを入れていったんですが、追加でペットボトル1本背負ってしまっていました。
が、こんなの全然要らない というか、周りの人見たらほぼ何もザックに入ってないんじゃないかと思うくらい軽量でびっくりしました。

そのせいなのか、ゴールした時めっちゃ肩痛かったです。

あとレインウェアも上だけで良かったなぁとも思いました。(20kだし)
モバイルバッテリーはどうなんでしょうか。。

結果

最後は命からがらゴールしましたが、時間は3時間45分・・!!
人生で一番長い苦痛から解放された瞬間でもありました。

また、大会が終わって1週間? かそこらで、メールでお知らせが来ました。
その中に大会結果のPDFがDLできるとあったので、見てみたところ

20kmの部では今回 173人参加があったそうで、72位でした
(あれ、、意外とそんなに最後の方じゃない、、 という驚きが)

 

余談

軽く脱水症状で帰路についたんですが、途中寄ったSAでラーメンを食べたところ
食べてる最中からみるみる元気がわいてきて、人体の神秘をとても感じました。
(やっぱ塩かな・・)

 

 

BUMMERはデフォだと折りたたみ式トレッキングポールがこぼれてしまう件

去年あたりから日帰り登山用のリュックをTrailBumのBUMMERに変更しました。
軽量で背負い心地もよく、大変重宝していたのですがBlackDiamondのトレッキングポール(Distance FLZ)は折りたたみ時に短いため、こぼれ落ちてしまう事が頻発。

地味に上のバンドに届かない

他にもボトルなどを刺していると、密着するため落ちにくくはなるのですが、ずっとこのままでは不安だったのでプチカスタムに挑戦しました。

ショックコード追加してみる

BUMMERには、全面や側面に各上中下3箇所にコードを通す穴があって自由にカスタマイズすることが可能のようです。

今回、中断と上段でコードを通します。

コードとストッパーはAmazonで買ってきました。
片方にはストッパーをつけて簡単に締めれるようにし、かなりそれっぽい感じになりました。

スプリングコードとストッパーはAmazonでこういう系のやつを購入
https://amazon.co.jp/dp/B09NCTBQ91

1,000円もしないくらいで、本当に安くてびっくりしました。
(そしてちょっとしか使わないので大量に余る)

安定・・!

余談ですが、片方を上段の穴に通してみても、たまーに歩いているとすり抜けてポールがコードからはずれてしまう事象が頻発したため、結局後日両方とも中断に通し直しました。

こんな取るに足らない些細な改造ですが、うまく機能したときはやはり脳内麻薬が分泌されて多幸感が得られました。

余談

BUMMERは近所のスーパーにいって大量に買いだめをする時も非常に重宝しています。

側面には長ネギがジャストフィット。 最初から長ネギを刺せるように設計されていたかのような安定感が出ています。

 

電車とバスで行く日帰りの瑞牆山

GWど真ん中の5/4、大学時代の友人と登山に行くことになったのですが車での移動は絶対に避けたい(絶対にどこも渋滞するはず)と思い、電車とバスだけでいける山に狙いを定めました。

中でも前からずっと行ってみたかった金峰山or瑞牆山が良さそうと思ったのですが、金峰山はこの時期まだバスが開通しておらず瑞牆山に行くことにしました。

特急あずさとみずがき山荘行きのバスを駆使すると、東京からでも日帰りで行けそうとわかり2週間前くらいに切符を予約。

 

旅程

移動では、新宿から山梨の韮崎まで特急あずさ。
韮崎からみずがき山荘までは山梨峡北交通のバスを使用します。
バスの時刻表はこちら。
http://cus4.kyohoku.jp/routebus/kayagatakemizugakidenen-bus/schedule-mizugakiline/

みずがき山荘から瑞牆山の山頂までをピストンする場合、一般的なCTでは6時間も見れば十分な様子のため以下の予定を組みました。

行き

7:00 新宿発 - あずさ1号
8:37 韮崎着
8:50 韮崎発 - みずがき山荘方面行きバス(2便)乗車
10:09 みずがき山荘着

ここから登山。バッファ込みで往復約6時間を予定。

帰り

16:30 みずがき山荘 - 韮崎方面行きバス(7便)乗車
17:50 韮崎駅
18:25 韮崎発 - あずさ50号
20:10 新宿着

余談:あずさの予約

2週間ちょっと前くらいに特急あずさの予約をしたのですが、GWなのにも関わらずトクだ値の割引チケットが余っており、まさかの往路は30%OFF復路は10%OFFで買えました。
もし天気が悪くて中止となる場合は払い戻し時に手数料が発生してしまうので、前もって予約するのは若干ギャンブル。
とは言え、GWど真ん中の指定席を予約しないのもリスク...
今回は晴れたので結果的に買っておいて功を奏しました。

(ところで、GW中の別の日に乗る予定だった北陸新幹線を予約したとき、こちらは1ヶ月前の発売日朝に一瞬でトクだ値が売り切れになったんですが、あずさは2週間前でも30%OFFが売ってるとは...全然人気ないのでしょうか... )

余談:帰りのバス時間

登山の行動時間は合計6時間で計画していましたが、結果的には4.5時間で下山完了できたため、帰りのバスは1個前の6便(15:20 みずがき山荘発)に乗ることができました。

あずさの予約時間まで1.5時間くらい余裕ができたため、韮崎駅から3分くらいのところにあるバーミヤンでの酒盛りも可能に🍻

ところでバスに関しては人数が多いと増発するようですが、2台目も席が埋まっている場合は立ちになるようです。
(行きのバスで立ちになってしまってる方々が何人かいた)

1時間を超える乗車時間なので、立ちになってしまった人は料金を半額くらいにしてあげてもいいんじゃないですかね。。
あまりにも可哀想すぎる。。

ただし乗車料金がQRコード決済OKなところは秀逸。
PaypayのQRコードが貼られていたのでLINE payで払いました。

登山

この日は全国的にどこも晴れだった模様。
山梨もバッキバキの晴天&かつ寒くも暑くもないという、最高のコンディションでした。

突出した巨大な岩で構成される山頂からの展望は抜群で、南アルプス八ヶ岳、富士山までくっきり見渡せました。
これは百名山に選出されるのも誰もが納得できるレベル。

この日は途中のテント場もかなり賑わっていました。
(そういえばバスの中もテント泊装備の巨大ザックを抱えてる人結構いました)

 

帰りの韮崎駅、夕日とのどかな田舎の風景が心にしみます。

というわけで、天気にも恵まれた良き山行となりました。

おわり。

春の両神山 - 白井差新道ルート

都心から日帰りで行ってこれる手頃な百名山に登りたいと思いまして、今回は両神山に行ってきました。

正直そこまで人気のある山では無い気がしているんですが、車で都心から2時間半でいけてコースもそこまで長くないのでお手頃な感じだったので選択しました。

日向大谷か白井差新道か

ネットで調べると、一番定番になっているコースは日向大谷の登山口だそうです。
ここは電車とバスを乗り継いでも行けるし、たくさんの駐車スペースがあるそう。

ただ、それよりもコースタイムを縮められる白井差新道も魅力でした。
(※これで、しろいさすしんどう と読むそう)

日向大谷がCT6時間に対して、白井差新道は5時間。

こう見るとそこまで変わらないような気がするのですが、山頂までの高低差はかなり大きな差がありました。

日向大谷がだいたい1,300mで、白井差新道は約900m。
CT5hで900mなら、かなり楽できる気がします。

ということで白井差新道で行くことにしました。
(ただし、私有地なので1000円の支払いが必要となります)

今回は結果的に、、、
・休憩時間:約1h
・歩行時間:約4h

となり、トータル5hの山行になりました。
※ログ詳細はYAMAPでも確認ができます。

両神山(白井差新道) / KITAMUさんの両神山・諏訪山・二子山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

白井差新道の予約

白井差新道は個人の所有地だそうで、山中さんという方に電話して予約する必要があります。

だいたい天気の目処がついた4日前くらいに電話しました。
(ネットで、 "白井差新道 電話" と入力するとGoogle先生がその先を教えてくれた。)

最初は個人のお宅に電話するという、昨今の生活では消えかけているアクションに戸惑いと不安がありましたが、超感じの良い女性の方が出られてあっさり予約完了。
拍子抜けしました。

 

当日 - 登山口

日曜日でしたが、高速道路の混雑などは幸い全く無く都内から2.5hほどで予定通り到着。

9時ごろでしたが、車は5台前後。
やっぱり日向大谷の方が圧倒的に多いんですね。

駐車所に着くと、山中さんが地図や登山道の案内をしてくれました。
地図を貸していただき、下山後にこれを返却すると同時に1,000円/一人を払う事となります。

なお、駐車場にはトイレあり。

 

山頂まで

途中特に難所などはなく、急登もそこまで多くなく、無事に山頂まで行ってこれました。

すっかり春で、木々はまだ葉がついていないものの謎の(謎というか知らないだけ)植物がいたるところに育っています。

 

山頂直下では、一瞬だけ鎖場があり。
とても短いので恐怖感はあまりなく控えめ。

 

なんとか天気がもってくれて、山頂近辺からは見晴らし◎。

下山

下山時は、恒例のフィトンチッド吸うタイムもいただきました。

毎回、本当にくだらない行事につきあっていただき、友人たちには感謝しかありません。

 

登山口に到着し、山中さんのお宅によって1000円の支払い完了。
ところで、電話でも伺っていたのですが、家にはチャイムが無いので玄関を勝手にあけて(家の中にいるであろう人に)声をかけさせていただきました。
こんなムーブはおそらく20年以上ぶりで、逆に新鮮味が。。

1000円を払うと百名山バッジがオプションで付いてきました。
(人生で初めて山のバッジを手にした)

下山後の温泉

下山後は登山口からそのまま国道を下った道沿いにある
両神温泉薬師の湯」に寄りました。

道の駅 両神温泉薬師の湯|関東「道の駅」公式ホームページ

入浴料は600円(モンベル会員証を出すと10% OFF で540円)とめちゃ安い。

浴槽は広く開放的なお風呂。
なお、露天風呂やサウナなどはありません。

休憩場所もかなり広く、仮眠などする場合も非常に良さそうです。

 

全てが程よく、カジュアルな良い山行となりました。
おわり

 

 

 

B560M AORUS PRO をマルチモニタに対応させる

まだ登山関係の記事をたくさん書いてるわけじゃないのに、1㍉も登山関係ない投稿を投げてしまいます。

事の背景

去年作った自作PCはグラボが刺さっており(余談ですがRTX3060)グラボのHDMIからメインのモニタに出力しております。

そのため、マザーボードに標準でついてるHDMIには何にも接続されていないのでした。
また、自分的に1モニタのみで快適に生活できていたので、デュアルディスプレイにする必要性もそこまで感じずに過ごしていました。

ところが、最近このWin機を思いきってBYODにすることにし、今月から絶賛業務で朝から晩まで触る事となります。
(毎日フルリモート&たぶん当面この状況は続きそう)

そうなると話は変わってきて、モニタがもう1枚ほしい。。。
と思うように。

気がついたらAmazonEIZOの手頃なフルHDをポチっていました。

家に今日届いて早速開封&セットアップ。
しかしマザボHDMIにつないでも認識しませんでした。
ググったらマザボによってはBIOSの設定変えないとだめそう。

お恥ずかしながら今まで全く知らないで生きてきました。

 

B560M A ProのBIOSをいじくる

対応していないマザボもあるみたい風な記事もあったんで、若干テンパって検索したところ自分の使ってるB560M A PROの設定方法が全然見つからない。。。
更に箱に入ってた説明書にも、できるともできないとも書いてなく(滝汗

やむなく、適当に設定項目を自分で見つけよう、とBIOSに向かいます。

 

余談なんですが、久しぶりにBIOSいじる時だけBluetoothキーボードって有線に切り換えないといけない面倒さを思い出しました。
OSのブート前はそもそも認識されてないんだったと気づき、USB-Cケーブルをひっぱり出してきました。

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設定画面をみると、なんかそれっぽい設定はSetttingsの中にあるInternal Graphicsのみ。
ただ、現在の設定値がAutoになってるのでAutoの場合どうなるのかっていう挙動が気になります。
(グラボが刺さってたら、グラボ優先&オンリーになるんでしょうか・・?)

B560Mの説明書を見ると以下のように書かれています。

Internal Graphics
オンボードのグラフィックス昨日の有効/無効を切り替えます。(既定値:Auto)

...Autoの時の挙動はいったい...汗

 

とりあえずEnableにしないとダメな雰囲気を感じたので、恐る恐るEnableにしてSave & Bootしてみます。

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結果

無事成功しました。良かったです。

最初、どういうわけなのか1回認識しなく、HDMIからDsiplay portに変えたら認識されたので
「えっ。。HDMI x 2 は許されてないの。。」
と涙目になったのですが、もう1回HDMI指し直したらなぜか2回目で認識されました。

(なんだったんだ)

メインがWQHD 27インチなため、横並びは微妙のためサブは縦置きにして無事セットアップが完了しました。

快適なリモートワークになりそうな機運です。

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